転職経験者の話や本で「転職すること」を決める
「転職してみたいけど、どうしよう。」
まだ、この段階の考えの方は、とにかく不安だと思います。
不安の理由に、
「転職しないメリットのほうが気になっている」場合は、
まだ転職しない方がいいと思います。
「転職しないと解決しないことが明確」なら、
「転職してみようかな」と考えてみてもいいと思います。
「転職する勇気」だけが今足りない場合は、
転職のメリット・デメリットを考えることより、
転職経験者の意見や、
転職を進めてくれる本を読んで下さい。
そこで、
「転職しようかな?」
から、
「転職する!」➡「行動する!」に切り替えることができます。
私が勇気をもらったもの
私が初めて転職したのは、24歳を過ぎた時です。
将来へのビジョンが大きくなったからです。
前職は、動物病院で看護士をしていました。
この仕事は、当時、
「25歳を過ぎたら解雇されるよ」
と言われていた時代です。
*この仕事は5年くらいしかできないのか。。。
と思って、全力で頑張っていました。
でも、東京の方では住居付きとかで、年齢関係なく雇ってもらえる
と知り、
「ベテラン看護士です!雇って下さい!」というには、
今の場所で何年働いても無理だな。と思いました。
理由は、
・獣医師が2人いて、看護士はほぼ助手扱いだったこと。
・犬猫専門だったこと。
そこで、
・看護士がメインで働ける場所
・鳥・ウサギなどの小動物もみているところ
への転職願望がわきました。
「ここにいちゃいけない」と
転職理由ははっきりしていましたが、
勇気がない。
その時、すでに転職を経験していた知り合いを思い出し、
思い切って電話してみました。
私:「転職考えてるけどどう思う?」
相手:「転職いいよ!した方がいいよ!」
なんと、あっさり勧められてしまいました。
私はそのあとすぐに行動し、転職することができました。
経験の後押し
その後も、いつまでも働ける場所ではないので、
「いつかは転職しないといけない」
と常に考えていました。
アスリートの期間限定みたいな。
そんな感じです。
ちきりんさんや山崎 元さんや堀江貴文さんの本。
あと、名前は忘れましたが、海外では。。という常識の違いを教えてくれた本。
転職経験者の情報をいろいろとインプットして、
「転職は悪いことじゃない」
「じゃあ、どんな転職活動をしたらいいのか。」
これが次の課題となりました。
転職後の苦労
転職後がすべてhappyとは限りません。
私も24歳での転職後はかなりダメージを受けました。
勤務体制の違いによる時差ボケの感覚。
やり方が真逆でカルチャーショックの感覚。
こんなにしんどいことなのか。
と、海外に行って苦労した人の気持ちを始めて実感しました。
でも、転職した目的がはっきりしていたので、
頑張れましたし、後悔もしていません。
だた、転職活動の仕方がまだ甘かったな
と思っています。
失敗は、
・給料を安く設定してしまった。
・残業代がもらえないことを確認していなかった。
自分を安く売ってしまったのです。
辞める理由になることは、はじめに確認しておく!
1回目の転職での失敗は、
「給料が安くても文句言わない人」と印象付けてしまったことです。
これが辞める理由ではありませんでしたが、明らかに金額での評価は低いままでした。
*動物看護士を辞めるきっかけになったのは、「いつかは国家資格になる」といわれていたが、40歳になっても「いつかなる」とまだ言われてしまったことで先が見えなくなったことです。
40歳の転職前に、ハローワークの講義をできるだけ受けてみることにしていたのですが、
その中で、
「辞める理由になることを、初めに聞いてなかったら、あなたが悪いですよ!」
っと言われたのがとても印象に残っています。
「未経験OK」なら「教えてくれるシステムはあるのか」
「転勤は?」「交通費は?」なんでもいいですが、
”自分が辞めてしまう理由”
ここは絶対妥協しないで、確認することをお勧めします。
人間関係も、
「アットホームの職場です」は絶対ヤバイと私は確信しています。
なぜなら、今の職場が
”アットホーム”を売りにしているからです。
上司にはばれないように、上手くやるプロは
やたら「仲良しアピール」をしがちだ!と私は思っています。
職場は、「仲良く」なくても、「仲が悪くなければいい」んです。
そして、協力し合えるいい関係、お互いを尊重し合える環境、
ある程度の他人感は必要です。
いじめがあるところは、
ボスが「私たち仲いいよね!」と
”私たち”に入れない人にアピールする風習があるため、
気持ち悪いほど、一人以外は仲良し空気。
ミスしても、「助けてあげる・フォローする」ではなく、
「それくらいしますよねぇ」と流してもらうための戦略です。
会社も、「アットホーム」以外に売りがないということです。
「いじめられた人が辞めたから、その他の仲良しが残っているのでは?」
っと私は疑っています。
迷いより行動
私が40歳での転職に切り出せたのも、
10年前に、
「インテリアコーディネーターになる!」
といって、辞めていった同僚が、
10年後、「ビルを1棟任されることになった」
と言ったことです。
10年でそんなに変われるのか。
私の20年、まだもう一回ある。
「どうなるのか試してみたい!」と思ったのが一つのきっかけです。
行動に勇気をくれる、
1歩先を行くドリームサポーターとの出会いは、
人生を豊かにしてくれると思います。
失敗しても後悔のない転職は、
”自分が辞めてしまう理由”を
必ず確認する。
ここを妥協しないことだと私は思います。
転職できない事情がある方も、「転職」にこだわらず、
「時間の使い方」に「何かに挑戦する時間」を少し取り込むことでもいいと思います。
私も「時間がない」と思う毎日ですが、無理のない範囲で、「何かに取り組むこと」
を、意識して、進んでいきます。
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