加害者意識のからくり【HSP気質のデメリット回避術】
悪口を言われたり、嫌がらせを受けたり。。。
この時、
私は、自分が「加害者だ」と思ってしまっていることに、
気づきました。
嫌がらせを受けて悩んでいる時、
私は「被害者だ」
とずっと思っていました。
だからこそ、
相手(悪者)にどう戦えばいいかと、
苦しんで、
「やっつける方法はないか」と考えていました。
でも、
ほんとに苦しい原因は何か。。。
ちゃんと考えてみると、
「私を悪者にされたことが苦しい」
ということに気づきました。
知らない間に、
「自分が加害者になった」ということで、悩んでいたのです。
そういえば
・「むかつくわ」という悪口
・「あなたのせいで」という罵倒
・「あの子こんなことする子やで」という陰口
・「こんなんされても困るわ」という批判
すべて、「悪者だと思っていた人達」が「被害者意識」で話している。
そして、言われた私が「そんなことしてない!」っと思いながらも、
「嫌な思いをさせてしまった」と「加害者意識」になっていた。
自責VS他責
HSP気質の人は自責意識が強いみたいです。
「迷惑かけないように」
「嫌な思いをさせないように」
と周りを気にして行動してしまうため、
ちょっとした、一言にも
「私のせいだ」と考えてしまいます。
自責=「自分に責任があると考えること」
逆に、他責の人は、
何をされても”人のせい”にします。
「ありがとう」はありません。
自分のミスも”誰かのせい”だと
本気で思っています。
悪いことをされても「迷惑やわ」
いいことされても「そんなことせんでいいのに」
とか陰口を必ず言います。
他責=「自分以外の人や状況に責任があるとして、とがめること。」
*ある意味、メンタルが強いのかもしれません。
つまり、
自責VS他責になると、
「自責=加害者」VS「他責=被害者」となります。
・他責の人は「望んで被害者」になっています。
・自責の人は「なりたくない加害者」になっています。
ここで、おススメの対策です。
他責の人の「偽・被害者」のときは、こっちも「被害者」で対抗する!
被害者VS被害者のススメ
例えば、
「こんなことされても困るわ」と言われても、
「私も困ります。どうすればよかったかがわからないです。」
「あんたのせいで!」
「私のせいですか?みなさんはどうされてるんですか?」
そして、理由を言われてから謝る。
他責の人は、自分に責任がかかることが嫌いなので
「別に」としか返さないか、適当なことを大げさに言ってくると思います。
*基本、文句いいたいだけなので・・・
自責の人は、
「怒っている=私が悪い」とすぐに認める癖があることに気づいて、
心の中で「こっちも困るわ!」と思うだけでもいいので、
物わかりのいい加害者にならないように自分にいいきかせてみる。
偽・被害者には「こっちも被害者やわ!」と思うこと!
大切です。
自責の人が活かせる仕事
他責の人の餌食になってしまう以外は、
自責の人の社会的価値は高いと思います。
「人の気持ちがわかる」=奉仕活動
「迷惑かけたくない」=顧客満足
「心配性」=細かいサービス
そしてなにより、
喜んでもらうことが好きなはずです。
「誰かの役に立ちたい」と思っているはずです。
他責の人は
「自分が目立つこと」が好きで
「自分が評価されることが好き」
です。
人間関係以外は、どちらもそれぞれに、活かせる場所があると思います。
わたしは、自責タイプなので、
「誰かの役に立つ」仕事で、
自分を活かしたいと思います。
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