◎派遣社員を経験してわかったこと

【ビジョン】居心地作り

派遣社員を経験してわかったこと

「契約期間最長3年・3か月更新での継続」

働き方には、

長期契約、短期契約、産休代理

こんな感じで、派遣先が求めている「契約期間」があり、

派遣の”長期契約”というのは、”最長3年”となっています。

その3年の間にも、

「3か月更新」があり、契約更新月に

「継続する意思はありますか?」と確認を受けるのですが、

派遣先から、

「もういりません」と言われる覚悟も必要となるため、

”最長3年までOKだけど、3年働ける契約じゃないよ!”

という働き方が「派遣社員」です。

扱われ方①

初めて派遣社員として派遣された会社では、

「パートさん」「アルバイトさん」

と呼ばれました。

もちろん、納得いきません。

しっかり”フルタイム”で毎日働いている私たちは、

パートでも、アルバイトでもありません。

ただ、そのおかげで、

「ごめんな。これの修正してもらえるか?」

こっちに”能力”を求めていないため、

私たちが間違えた書類なのに、責められない。

「辞められたら困る」そっちが勝つようで、

”また教える手間”を何とか逃れたい。

その結果、社員さんの派遣社員への扱いがとても優しかったです。

この会社では、個人の能力より、”辞めない人”が会社の宝として扱われ、

辞めない人は、契約社員への道が確保されていました。

その代わり!!!!

そんな居心地の良い場所には、派遣社員から契約社員へと昇進を果たした

無能な「ヌシ」がおり、

その人を中心とした軍団からの”いじめ””嫌がらせ”がひどかった。

「こんな能力不要で居心地の良いところだからいじめの”ヌシ”が生き残るんや!」

と私は悟り、

「時給が高めの場所なら、仕事できない人はついていけなくなり、残れないだろう。。。」

っと考え、次の場所はここより時給の高い場所を求めて転職しました。

扱われ方②

次の場所は大手メーカーでの専門職の業務でした。

エリートの集まりなので、品がよく、怒鳴る人もいない、

派遣社員にも丁寧な扱いで、

「申し訳ありありません。○○をお願いできますでしょうか?」

こんな感じでした。

でも、派遣社員に対して丁寧というよりは、

この会社にとって「品が悪い態度は”バカ”」という認識があり、

社員の方は冷静な対応の方が大半でした。

そして、ここでもまた、

この居心地の良さを気に入った派遣社員が

「自分より気に入られそうな人をつぶす作戦!!!」が行われていました。

この派遣社員は、元派遣社員で、

人事の力をもつ社員を見極め、忖度に徹し、気に入られ、社員へ昇進しました。

そして、

自分の発言権を獲得。

そして、

「willさん仕事できへんわ」というレッテル。

”教えない”というワザで私は排除させられました。

私は仕事が出来るという存在ではなかったのですが、なんでも怖がらずに挑戦していたので、

そんな私のなんでも受け入れている行動が、

その人にとっては”上への忖度”の行動に見えたのかもしれません。

そして、その姿が気に入らなかったのかもしれません。

ここでの問題は、

「派遣から社員の道あり」

契約満期までに、社員昇格を狙った人が、業務のスキルアップではなく、

上司への忖度を身に付け、社員へ勝ち上がっていったことです。

もちろん、純粋に能力で勝ち上がっていった人が大半だったのですが、

運悪く、

私は、この”忖度”を武器にした人の担当になり、潰されてしまいました。

ここで学んだことは、

能力のない人でも、”忖度”というスキルがあれば、生き残れるということでした。

扱われ方③

次は、

自分の性格を活かせる場所へいこう!と決めました。

ルールに従うことに不満のない私は、

「品質管理」という仕事は向ているかも?と感じました。

一緒に働いていた前職の仲間に、品質管理経験者の方がいて、

「確かに、向いてるかも!」っと言ってもらえました。

そして、「品質管理」の仕事に就くことが出来ました。

それが今の場所なのですが、

会社がブラックだった!!!!

派遣社員だけではなく、社員の方にも過剰労働が強いられ、残業45時間当たり前。

でも、私は面談で、残業に対応できないことを伝えていたので、

定時後は社員の方が引き継いで担当するものだと思っていました。

しかし、

「来週は22時から24時の間で試験開始です。」と突然言われました。

何?????深夜????

出来ますか?ではなく、連絡事項????

しかも開始後1時間以上は試験するので0時越えですよね(*_*)

ここでは、ブラック業務に慣れてしまった社員の爆弾発言。

さすがに「深夜22時以降は仕事できません!」と答えました。

「え?そんなの知らない。みんなやってる。」

とのこと。こちらに選択権はないようでした。

どうなってるの??

今回の爆弾発言で、派遣会社に再度、契約内容を確認してもらうことにしました。

ここの社員の方は真面目で、仕事に向き合い、

「業務遂行」に関しては、会社指示を守って、責任感があり、素晴らしいのですが、

「労働法」に関しては完全に無頓着。

残業が「美化」されているので、派遣社員も残業した人が認められる。

だからみんな頑張る。

無理な人は辞めていく。従う人が残る。

残業は当たり前となり、感覚は麻痺。

結果、ブラック企業生き残り成立♪

ヤバイ。

こんなところでブラックに加担するつもりはない。

でも人間関係はこの上司以外問題ない。

上手くいかないな。。。。。

生き残っている派遣社員

過去、生き残っている人は、

「残業できますよ!」を売りにしたり、

マネージャーのように、上司のめんどくさがる作業を「やりますよ!」と受け入れたり、

いじめのボスを見極めて、「気に入られる作戦」を行ったり、

自分の居心地を確保するために、いろんな作戦を決行していました。

その目的はすべて「辞めたくない!」

ずっとそこにいる未来を求めた行動です。

私は、この、

生き残り作戦が納得できず、

「そこまでしないといけないの?」

「もっと自然で生き残れないの?」

と、”悪”に手を貸すようで、嫌なのです。

だから、組織は向いていない。

「ずっとここに居たい!!」

そんな場所に出会ったら、私の行動も変わるのかもしれませんが、

ここでの継続よりも、他を探す方向で行動が進んでいます。

私が「居たい」と思える場所に巡り合うまで、

諦めずに進もうと思います。

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